ハンターカブで富士山に登りにいってみました。
1日であざみラインとスバルラインを登ってきたので、その様子を交えてお話しします。
真夏はマイカー規制があるので、バイクや車で登りたい人は注意が必要です。
富士山のマイカー規制については公式ページを参考にしてください。
富士あざみライン
足湯が楽しめる道の駅すばしりから行けるルートです。
道の駅からすぐなので道に迷う事なく登ることが可能です。
序盤は自衛隊の基地を横目に緩い上り坂です。
富士特有の景色を眺めながらどんどん登っていきます。
自衛隊の基地に挟まれた道路なので非常に整備されていてびっくりします。
こんなところにも何かこだわりを感じてしまうレベルなので、ゆっくり走ると新しい発見があります。
見通しがよくヤエーしやすいので無駄にヤエーして走ってると楽しさがアップします。
どんどん登っていくと途中に眺めの良い砂防ダムが作られています。
カーブを曲がるといきなり工事現場みたいなところにでますが、パッと開けた場所にでます。
ぶっ飛ばしているとそのまま通りすぎますが、ゆっくり行くとちょっと止まってみようかなと思えます。
この砂防ダム辺りから坂の勾配がキツくなってくるので、3速から2速走行にしました。
砂防ダムを過ぎると2速でもきつい場面が出てきます。
砂防ダムから順調に進むと2速でもキツくなり、まさかの1速を使って走行です。
結構傾斜がきついので後ろに荷物どっさり積んでる人は注意が必要です。
ゆっくり登ると車の行列が出来やすいので、バイク休ませがてら車を行かせてあげてください。
1速全開で登るとオーバーヒートが怖いですしね。
1速が必要な辺りからから気温も地味に下がります。
木陰の道なのでひんやりとした場所も多いです。
冷えやすい人はウィンドブレイカーなど1枚着た方が良いです。
私は真夏用メッシュジャケットでしたので、登山グッズを活用しました。
着替えとバイクのエンジンを冷却しつつゆっくり登るイメージです。
砂防ダムからはほぼ森なので眼下に広がる景色は楽しめないです。
しかし森林浴は思いっきりできますのでゆるゆる楽しんでください。
最後の付近に現れる長い上り坂を登り切るとゴールです。
第二駐車場まで登って駐車しました。
駐車後は眼前に広がる富士山が拝めます。
第三駐車場の入り口からよく見えます。
みんな前見てないので人だけでなく車両にも気をつけてください。
有料トイレや食事処兼お土産屋さんを抜けて少し歩くと登山口です。
登山口に意外と近く、空いていると感じました。
須走口の入り口付近には食事どころや自動販売機、トイレなどが並んでいます。
お食事やお土産は景色の見えるテラス席的な場所で楽しめます。
この日は下は曇っていて風景が全く見えなかったです。
車で登って腹越しらえのご飯というのもいいかなと思います。
真夏には絶対食べたくなるアイスも色々な種類がありました。
富士山名物の登れば登るほど高くなる自動販売機はまだ200円程度です。
やたらとコーラの自動販売機が多いのはエネエルギー補給の観点から重視されているのでしょうかね。
食事どころでお土産は少し売っていますが、静かな感じで落ち着いた登山口だと感じました。
坂はかなり急なので無理せずゆっくり登る事がポイントです。
帰りはかなり急な坂を下るので、エンジンブレーキを使いつつマイペースに下った方が良いです。
幸いな事にハンターカブのエンブレはめちゃくちゃ効くので、結構楽です。
速度上がりすぎたら、ブレーキでしっかり速度落としてギアダウンすると優しい運転が出来ます。
ヤエーでも楽しみながらゆっくり下ってください。
ハンターカブであざみライン登ってみた感想でした。
天気が微妙で残念な状態でしたが、雲が晴れて富士山見えた時はかなりテンション上がりますよ。
富士スバルライン
午後から晴れて富士山がよく見えるのでもう一つの登山道である富士スバルラインも登ってみました。
スバルラインは有料ですが、125ccまでは200円という破格のお値段で登れます。
1年に1度開催される「富士ヒルクライム」のコースなので、自転車なども多く走っていました。
ゴール地点で記念のパネルが設置されていました。
そんな自転車レースのコースを125ccのハンターカブでトコトコ登りました。
全体的に傾斜が緩やかですので、4速で速度落ちてきたら3速にを繰り返しました。
あざみラインのように1速でないと登れない坂はありませんでした。
後半になると3速から2速にし、また3速というローテーションになります。
速度域は圧倒的にスバルラインの方が早いです。
道路も比較的開けていて明るいと感じました。
トイレも複数の休憩場があります。
写真撮影しつつ大きくなる富士山を堪能するのも楽しいです。
125ccで5号目駐車場まで40分くらいで到着します。
あざみラインとは違いいろいろなお店がある印象です。
日向が多い感じだったので半袖だけでもそこまで寒くありませんでした。
下はやはり冷えやすいので何か着ておいた方が安心です。
周辺店舗
お店だけでなく神社もあるので見て回るだけでも結構時間かかります。
お土産屋さんには登山グッズやコインロッカーも完備されていました。
コインロッカーの台数も結構あるので使い勝手は良さそうです。
小さいものは500円で、大きいロッカーは600円でした。
風景
登山道方面に歩くと良い景色が見えます。
右 山中湖
真ん中 河口湖
左 西湖
が楽しめます。
景色を楽しみながら泉ヶ滝まで歩くと登山道となります。
ここからは本格的な登山になるので適当な格好の人は引き返しましょう。
訪れた時は山開き前でしたので閉鎖されていました。
適当に登ってティータイムを予定していたのでちょっと予定が狂いました。
戻って神社を見てまわっていると裏側にナイスなスポットを見つけました。
急遽ここをカフェとする!となったのはいうまでもないです。
歩いて汗かいていたのでアイスティーを嗜んで帰宅となりました。
同じ場所で同業者がカフェを開いていたところから良い場所のようです。
奥側に神社側に古いコンクリートの机なども少しありました。
寒い時は温かい料理も作れそうでした。
温かいものを作るには軽量コンパクトで簡単に調理可能なジェットボイルがおすすめです。
フル装備の登山客も使用していたので信頼と安定の品です。
お土産
5合目の売店で可愛い富士山パンをお土産にしました。
5合目限定の富士山の形をしたメロンパンです。
ふわふわのメロンパンで焼きたてが食べられるのでおすすめです。
道の駅富士吉田で吉田うどんを買って帰るのもお忘れなく。
湧水で水出しコーヒーを作るとこれまた美味しいです。
水は結構大量に運ぶ人やおみやげにしている人が多かったです。
私は水出しコーヒー用にナルゲンを使い、水の移動用にペシャンコになる折り畳み水筒を使用しています。
ナルゲンを使用している理由は、丈夫だからです。
凍らせても、熱湯を入れても対応出来るので、アウトドアシーンで活用できます。
大きいものの方が色々使い勝手が良いので大きめをお勧めします。
折り畳み水筒は100均のものでも問題ありません。
あわせ読みたい記事
ハンターカブを運転したいけど免許がという人はこちらを参考にしてみてください。
ハンターカブでもプロテクターは必要なのでプロテクターの選び方はこちらからどうぞ。
ならし運転をどのようにしたかをまとめた記事はこちらから読めます。
まとめ
125ccのハンターカブでも富士山五合目までは登れます。
途中寒かったり1速で走る場面もあるので注意が必要です。
景色はかなり良いのでフラフラっと遊びに行くと楽しめます。
マイカー規制の情報は公式サイトから確認出来ますので出発前に見てくださいね。
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