ハンターカブの泣きどころである煽られやすいというのとライトが暗いを同時に解決してみました。
同時に取り付ける理由は手順が途中まで同じだからです。
ドラレコとフォグライト付けたことで、安心感が増しました。
ドラレコはボタンを押すだけで簡単に証拠を残せるので、煽り対策になります。
フォグライトは道路全体が少し明るくなるので、周辺状況が把握しやすくなります。
取り付けで戸惑った点や製品の選定基準と使用感をまとめました。
取り付ける機器
キジマ フォグランプキット CT125ハンターカブ(JA55/JA65)
この2つの機器をハンターカブに取り付けました。
それぞれの選定理由を下にまとめておきます。
キジマ フォグランプキット
ヘッドライトが暗すぎるので明るい物を選びがちですが、電力消費が多すぎるとその他の商品が使えなくなります。
明るすぎるフォグは対向車からも嫌われるので、市街地中心の場合は注意が必要です。
そこで電力消費(9W)が少し増えてもカットラインが付いているキジマのフォグが目につきました。
SP武川LEDフォグランプと(6.5W)最後まで悩みましたが、カットラインの有無が決め手になりました。
グリップヒーターを同時に仕様するとバッテリーに負荷がかかるので推奨されませんが明るさは大切です。
MiVue M820WD
評判の良いMITSUBAのEDR-21GAと最後まで悩みました。
本体ユニットはデイトナの方が小さいので、ハンターカブのキツキツなカウルにも収まると思いこちらにしました。
ちょうど新型のMiVue M820WDが出てきたのでM760Dと比較し、新しい方を購入しました。
他にも夜間の撮影が綺麗で、駐車監視やタイムラプス、衝撃時自動録画などの機能が決め手となりました。
また補修部品も数多く出ているので長期間にわたり使用出来ると思います。
ハンターカブの外装外し
フォグライトとドライブレコーダーを実際に取り付けるのですが、ハンターカブの外装を外さねばなりません。
ハンターカブの外装は少し特殊な爪が使用されており、SNSで爪が折れてしまったと言う報告もチラホラ見ます。
爪を折らないためにもパネル外しを使用し、慎重に作業する必要があります。
必要な道具
道具はある程度の整備をする時には必要なのでないものは購入しておいて損はありません。
六角レンチはシート下に付属されているものでも代用可能です。
ソケットレンチは少し奥の部分になるのでエクステンダーがあると作業しやすいです。
カウルの爪に気をつける
基本的にはネジを外して行くだけなので難しいところはないのですが、1つだけ難所が存在します。
先ほども言った爪の部分です。
この爪がある場所がマフラー側のシートに一番近い場所です。
パネルを外す時に前に「スライド→斜め上に持ち上げる」このようなイメージで外してください。
力の掛け方を間違えると硬いまま外れないので、落ち着いてやり直してください。
うまく行くと簡単に外れます。
写真はJA65ですが、JA55は少し爪が長くなっているのでヤスリで削って短くすると次回外しやすくなります。
焦らずゆっくり作業すれば基本的に外れるので、固くて外れない時は無理をしないでください。
意外にネジの外し忘れとか押しピンの外し忘れとかが原因だということがほとんどです。
カウルは真ん中と左側のエンブレムが付いている部分とエアクリーナーのカウルを外せば作業可能です。
取り付け
カウルを外したらいよいよ取り付けと行きたいのですが、ヘッドライトから電源取るのでライトの分解もしておきます。
取り付けに関しては基本繋ぐだけなので説明書が読めれば取り付けられるレベルです。
アクセサリー電源の取り出し
ヘッドライトを外したらフォグライトから取り付けを始めます。
フォグライトの電源取り出しハーネスをアクセサリー電源の青色カプラーに接続します。
これでフォグライトを点灯させる準備ができました。
フォグライトはほぼ本付け出来る状態でしたが、ドラレコを同時に動かさねばなりません。
ドラレコの電源ケーブル(赤)をアクセサリー電源に取り付ける必要がありますが、フォグライトで使用しています。
そこでフォグライトのアクセサリー電源線に分岐用圧着コネクターでドラレコも接続しました。
本当は半田で付けないといけないのですが、意外とお手軽な分岐方法でも問題なく動作しています。
かなり簡単に分岐が作成できるので、抵抗がなければ分岐カプラーの方がおすすめです。
ドラレコの取り付け
フォグのアクセサリー電源にドラレコのアクセサリー電源も分岐用圧着コネクターを使用し接続します。
これでキーのオンオフで電源供給が可能になります。
駐車時録画もできるモデルなので、バッテリーにも接続が必要です。
ドラレコの電源ケーブルをバッテリーのプラス(黄)とマイナス(黒)に接続します。
電源カーブルをドラレコ本体に接続すれば、フォグとドラレコの電源関係は終了です。
カメラの取り付け
ドラレコは前後カメラなのでフロントとリアにカメラを取り付けます。
リアはちょうどいい感じの場所があったので左ウィンカーとテールライトの間に配置しました。
このままではカメラの配線が垂れ下がってしまうので、リアキャリアの裏に結束バンドで止めました。
結束バンド用のベースが販売されているので、こちらの製品をリアキャリアに3個貼り付けました。
雨の中走行しても全く剥がれないのでおすすめです。
良い点悪い点
夏頃に取り付けましたが、夕立や雪でも問題なく動作しています。
フォグライト
取り付けた製品はこちらです。
取り付けも簡単で道路状況がよく見えるようになりました。
良い点
周辺が少し明るくなりました。
夜間の交差点に立つ人影がよく見えるようになりました。
真っ暗な山道も普通に走ることができます。
全体的に明るく、カットラインもついているので対向車からバッシングなどもされません。
悪い点
少しお値段が高めなので、安い中華製と比較すると価格と性能面で見劣りする点が多い。
フォグ+ヘッドライトだけだと街明かりに負けるなと感じるようになりました。
爆光フォグなどもありますが明るすぎて対向車が嫌がったり、配線が溶けるなどの懸念があります。
メインのヘッドライトを交換したいなと思うようになってしまいました。
ドラレコ
ドラレコはちょうど新型が発売されたので、最新型を取り付けました。
良い点
煽られやすいハンターカブでドラレコが使えるのはかなりの利点です。
駐車時の監視も利用できるので、人通りが多い場所やマンションなどの共有スペースに駐車する場合有効です。
GPSも内蔵で速度まで計測できるためいざという時の証拠としても使用可能です。
夜間に使用してまナンバープレートがはっきり写るので、夜間の事故などでも役に立ちます。
悪い点
悪い点はあまりないのですが、ハンターカブに取り付ける場合は取り付けにくいです。
フロントの目立つ場所につけるべきですが、ちょっと見栄えが悪くなります。
リアはウィンカーとテールランプの間に収まるので、フロント側だけの問題です。
使用した感想
ドラレコとフォグランプを取り付けてしばらく走ったので感想を記載しておきます。
ドラレコは安心感と同時に録画されているので無謀な運転を事故抑制する効果があります。
ドラレコの効果はほとんど感じられません、
掛け捨ての保険だと思って取り付けると良いです。
フォグランプについてはかなり効果があります。
夜間走行中にライトがOFFかと思うくらい暗かったので別世界になりました。
左右別々に角度を変えられるので、2つで同じ位置を照らすか少し角度をずらして全体的に明るくするか選べます。
私は周辺全体を明るくしているため、車道側を少し下げて使用しています。
しかし街灯に負けるのでヘッドライトの交換も検討した方が良いかもしれません。
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夏用のプロテクターを探しているならこちらの記事が参考になります。
まとめ
今回取り付けたのはこの2つ
キジマ フォグランプキット CT125ハンターカブ(JA55/JA65)
取り付けにはさほど苦労せず、フォグとドラレコを取り付けられました。
フォグは夜間走行が可能になりますが、慣れてくるともう少し光量が欲しくなる時がきます。
制限速度で走ればギリギリなんとかなる程度の明るさは保持しています。
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