【初心者でも釣れる】横須賀の陸っぱりタチウオ釣り攻略法

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真夏の夜釣りで釣れる人気のタチウオですが、結構ハマります。

神奈川県だと横浜から三浦の東京湾でよく釣れます。

今回は地味にハマってしまった横須賀のタチウオ釣りについて初心者でもわかりやすくまとめました。

目次

タチウオが釣れる場所

東京湾側で結構釣れるポイントがたくさんあります。

  • ふれーゆ裏
  • 電源開発所前
  • 杉田臨海緑地
  • 福浦岸壁
  • 八景島対岸
  • 浦賀陸軍桟橋
  • 海辺釣り公園
  • うみかぜ公園

バイクの場合は自転車と同様近くに駐車できる場所に行きがちです。

私は行きやすさから、杉田臨海緑地、うみかぜ公園、海辺釣り公園などに行っています。

ハイシーズンはどの場所も混雑しているので、車の場合は大きい駐車場がある場所が良いです。

特に釣れる場所などは無く全台的に釣れてくるというイメージです。

タチウオの特徴

タチウオはスズキ目サバ亜目タチウオ科に属する魚です。主な特徴は以下の通りです:

  • 体長は最大で約1.5m、稀に2mを超える個体も
  • 細長い刀のような体型で、全身が銀色に輝きがあります
  • 非常に鋭い歯を持ち、触るだけで指が切れる可能性があります

食性

基本的に群れで行動し、日中は沖の深場に留まり夜になると表層で餌を探します。

主な餌はイワシやキビナゴなどの小魚です。

ドジョウやワカサギなどでも釣ることが可能です。

光るものが好きなので、ケミホタルなどにもよく寄ってきます。

陸っぱりで釣れる時期

横須賀周辺では7月下旬から12月上旬頃までがシーズンです。

この季節は船だけでなく陸っぱりから釣ることが可能です。

釣れるタイミング

釣れる時間帯は夕方から朝までで、まづめ時前後1時間くらいは確率が上がります。

また潮位変化がある時に釣れやすいので、潮が動いている時に釣れます。

夜中でも釣れますが、棚がシビアなので丁寧に探る必要があります。

大きなアクションをするよりゆっくりと引いてきても釣れるので、好きな方法で釣れば良いです。

夜中電気が消えるタイミングなどで表層の手前に寄ってくるので、巻き上げのタイミングでかかることも多いです。

テンヤ釣りでタチウオを釣る

タチウオと言ったらテンヤというほど有名な釣り方です。

私はいつも準備が面倒なので、ジグ感覚でテンヤを投げて釣り上げていることが多いです。

タックル

私がいつも使用しているのはショアジギングで使用する竿です。

F4のタチウオも楽々釣り上げられ、普通に抜き上げられるのでいつも使用しています。

14コルトスナイパーは古くて売っていないので22で代用可能です。

テンヤは100均でも可能ですが、できるだけ軽いテンヤの方が食いが良いです。

釣り方

餌かドジョウワームをテンヤに付けて釣ります。

餌は色々ありますが、キビナゴ、イワシ、ドジョウ、ワカサギなどで釣果がありました。

どれか悩んでいる場合はキビナゴドジョウのどちらかがおすすめです。

ドジョウはあまり売っておらずネットで入手するのが基本ですが、一番食いが良いです。

比較的入手しやすいキビナゴは釣り道具やに売っているので基本的にキビナゴになると思います。

主な手順を一覧にまとめました

  • テンヤを投げて底を取るまでカウントダウン
  • うみかぜ公園の場合は30位で底になります
  • 底をとったら根掛かりしないように普通に巻くだけ
  • 2投目から表層、5秒、10秒のようにレンジを変えていく
  • 釣れたらそのレンジに投げ続ける
  • 釣れなかったら底5カウント前くらいまで探る
  • 反応が無かったら表層からまたレンジを探り直す

私はいつもこの手順でタチウオを釣っています。

基本的にロッドを上下にして誘うことはしません。

誘いを入れるとタチウオが餌を見失ってしまうので、当たりが減ることが多々あったためです。

3種類の当たりの取り方

タチウオのあたりは独特です。

◯ツンツンツンと突く様な当たりがある場合。

辛抱してください食いが甘いので無視して同じタナを引いてください。

急いで合わせても基本的に釣れません。

◯クンクンクンと少し引く様な当たりがある場合。

同じ速度で巻き続けてください。

竿が引き込まれるまで合わせずに辛抱するとフッキングできます。

早く合わせてしまうと大抵餌が真っ二つになってると思います。

◯ガツンとロッドが持っていかれる当たり

即合わせてください。

基本的に釣れますが、フッキングが甘いとバレます。

テンヤの場合は基本的にこの3つの当たりを理解すると釣果に直結します。

ウキ釣りでタチウオを釣る

テンヤと合わせてウキ釣りをする人もいると思います。

釣り場が空いてきたら私はウキ用の竿を1本だしてテンヤと交互にやっています。

タックル

リールは基本的になんでも平気ですが、18のレブロスは見つからなかったので24を張っています。

ウキを投げるので3000番程度あると良いです。

ナイロンはヨレがひどくなるとライントラブルになります。

PEだとウキ止め糸がズレやすいのでちょっと注意が必要です。

PEにするならリーダーを長めにしてリーダーまでの長さで勝負する形にした方が良いです。

タチウオ仕掛けセット使えば基本的に投げるだけなのでPEでも釣りは可能です。

釣り方

電気浮が沈んだらすぐには合わせずじっと我慢が必要です。

ウキが沈んでから60秒位待ってください。

餌を加えてクンクンと引っ張ってる可能性があるので、合わせてしまうと抜けてしまいます。

完全に餌を飲み込んでからフッキングする必要があります。

ウキ釣りのタチウオは胃袋を掴んで釣る位の余裕があると釣果につながります。

泳がせでタチウオを釣る

泳がせ釣りでもタチウオは釣ることができます。

この場合は事前に小アジやイワシを釣っておく必要があります。

泳がせなので釣った魚を活かしておくことも考えておいてください。

タックル

小物釣りのサビキには少しオーバースペックですが、タチウオを釣るので少し強めの竿が必要です。

投げ竿などでも代用可能なので、短すぎない竿を流用すれば問題ありません。

サビキはよく釣れればなんでも良いのですが、私が一番釣果を上げているものを貼っておきます。

このほかシラスカラーもよく釣れるので両方持っておくと良いです。

サビキカゴはパカパカが手が汚れず手返しよく釣りが可能です。

餌つけが合わせてついているバケツを紹介していますが、サビキだと釣れないこともあります。

その時はトリックサビキを使用し、針に直接餌をつけましょう。

トリックサビキはマルフジ 改良トリック7 朱塗 7をよく使用しています。

針に餌をつけるのでサビキカゴは不要です。

魚をしっかり活かす

釣った小魚は活かしておいてください。

ブクブクは必須です。

ブクブクと活かしバケツを100均で購入するとお財布に少し優しいです。

100均はあまり信用できないという人は真面目な装備を購入すると他の釣りにも使用可能です。

私がおすすめするのはイカ釣りにも転用できる活かしクーラーです。

このセットを持っていれば弱りやすい子アジやイワシを長時間活かしておくことが可能です。

釣り方

釣り方は簡単です。

小魚をタチウオが丸呑みするのを待つだけです。

タチウオ用の仕掛けをもう1つ準備する必要があります。

オーナー 泳いじゃう太刀魚などで背がけか腹掛けにして泳がせておくだけです。

難しい点としては、針の掛け方で魚の弱り方が少し変わります。

完全にタチウオ任せの釣りなので引いたらじっくりとまって合わせる流れです。

この釣り方はタチウオだけでなくシーバスなども釣ることができます。

泳がせは放置して置けば良いのですが、混雑している時はしっかり管理しておいてください。

放置すると隣の人とラインが絡んで大変なことになります。

釣ったタチウオの保存方法

釣り上げたタチウオは美味しく持ち帰りたいです。

そこで有効なのが血抜きです。

血抜きといっても手順は色々で脳締めや神経締めなどもあります。

色々な血抜きについて手順をまとめてみました。

初心者向け

初心者でも簡単にできる血抜きが下の方法です。

私は大体この血抜きだけです。

一番簡単な血抜き
  1. 海水をバケツに汲みます
  2. 釣り上げたタチウオのエラを切ります
  3. 5分くらい放置してクーラーボックスへ

もう少し丁寧にしたい場合は、海水をクーラーボックスに入れて冷海水を作成します。

その後エラを切って血抜きをします。

帰る時に血抜きした海水を捨てていけばクーラーボックスも軽くなります。

ルアー釣りの時はいつもこの方法で血抜きしています。

冷海水氷は保冷剤を複数用意する必要があります。

ロゴス 保冷剤のようなものを2つ以上用意してください。

節約したい人はからのペットボトルに海水を汲んで自宅で凍らせたものを持ってくる方法もあります。

ただし普通に手間なので百均保冷剤でも代用可能です。

中級者向け

少しこだわる人は手順が増えます。

面倒だし、夜間の暗い釣り場でやる作業ではないので私はやりません。

タチウオの歯は刃物のようなものなので本当にスパッと切れます。

慣れていない人は暴れるタチウオの歯が当たり怪我をしたというのをよく聞きます。

とりあえずこんな方法もあるよというお話です。

こだわる人向け
  1. 釣り上げたらすぐ脳締めをします
  2. 脳締め後神経締めをします
  3. 神経締め後エラを切ります
  4. 冷海水で血抜きします
  5. 加圧式ポンプなどを改造して血管の血を押し出します
  6. 頭を落として腑を出します
  7. ジップロックなどに入れて保管

真面目にやるとこんな感じの手順になりますが、面倒ですので血抜きするより釣りしてください。

こんな面倒なことをしなくても家に帰ってから血管の血抜きをするだけでも効果はあります。

時間の経った魚の血はドロドロなので加圧式の血抜きポンプが必要になります。

ルミカ ウォータージェット神経抜き 鉄砲ウオを使うと自宅でしっかり血抜きをすることが可能です。

この道具だけで血抜きは十分といえます。

他にも専門の道具がありますが、高価ですし使用頻度が高く無いので不要だと思います。

あとは美味しく食べるだけです。

レシピはネットで調べると星の数ほど出てくるので、好きなものを作ればいいと思います。

最低限必要な道具

タチウオは歯がかなり鋭いです。

ある程度の道具が必要なので釣るなら最低限この2つは必ず準備しておいてください。

似たような商品は百均で揃えられることがあるので、出費を抑えたいなら百均釣具を使ってみてください。

魚つかみ

DRESS フィッシュグリップのような商品を持っているとタチウオだけでなく小物のアジなどにも使えます。

魚をつかむ道具を持っていれば危険な魚が釣れた時も触れずにリリース可能です。

針はずし

プロックス 針はずしプライヤーのようなペンチ型の針外しも必要です。

素手で針をはずすとタチウオが暴れて頭を振った時に歯が手に当たって大量出血などの怪我があります。

魚つかみとあわせて使えば触れることなくハリも外せます。

タチウオの顔は意外と硬いので、針が食い込んでいるとなかなか外れないので必要です。

ハサミ

血抜きをするのにハサミも必要です。

ささめ針 YSC-4 ヤイバマルチシザースのような専用品はやはり素晴らしいです。

百均キッチン鋏でも代用かのうですが、海で使うとすぐに錆びます。

海で使用して自宅に帰る30分の時間でもサビが浮いてくるので、サビが嫌いなら専用品をおすすめします。

ヘッドライト

夜は暗いので明かりが必要です。

しかし異常に明るいヘッドライトは海面に当たると魚が逃げます。

必要以上に明るいライトは不要なので手元がよく見える程度で十分です。

ジェントス LED ヘッドライトは明るすぎず、手元が非常にみやすいヘッドライトです。

非接触センサーがついているので手をかざすだけでONOFFができるモードが地味に便利です。

現在私も使用していますが、釣れ出して忙しい時にはかなり使える機能です。

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タチウオ釣りに興味があり他にも情報を探している人にはこちらの記事がおすすめです。

私がタチウオを釣る時の試行錯誤がまとまっています。

タチウオだけでなく初心者でも釣れる尺アジに興味があるならこちらの記事が参考になります。

カマスも比較的簡単に釣れます。

河口でのカマス釣りをしたい人はこちらの記事を参考に釣ってみてください。

大物を釣ってみたいという人は芦ノ湖のニジマスがおすすめです。

まとめ

タチウオ釣りに興味が持てたらあとは釣るだけです。

当たった時の力強い引きは結構クセになると思います。

タチウオの歯は大変鋭いので気をつけて楽しんでください。

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