新卒でも資産運用の勉強はするべきです
ここでは実体験をもとに簡単な解説と始める順番と理由をまとめます
なぜ資産運用が必要なのか
自分の労働時間以上のお金を手にするためです
●年金支給額の減少や給付時期の延長
●終身雇用の崩壊と45歳での早期退職などが増加
●早期に始めればそれなりのリターンが期待できる
現代には様々なリスクが存在しています
そこで老後にお金で悩まないよう若いうちからの対策が必要です
新卒から資産運用を始めるにあたり大抵の人はこの順序で始めると良いです
今から始めるならどうする?と言われたらこの順番にします
投資への第一歩は生活防衛資金を貯めること
投資への第一歩としては生活防衛資金を貯めるところから始めます
生活防衛資金の計算方法
始めに月額の生活費用を出来るだけ把握します
計算方法は簡単です
・家賃
・光熱費
・食費
・通信費
・交際費
など毎月使用している金額の合計を計算すると何となく想像できます
合計額の最低3ヶ月分が生活防衛資金となりますが
これは人それぞれです
一般的に100万あれば十分らしいです
生活防衛資金が高い場合は圧縮も検討してみてください
ここの例は比較的圧縮可能だと思われる項目です
一番最初に圧縮するべき項目は家賃です
理由は金額が大きいからです
3年以内に使う金額の算出
生活防衛資金の計算が出来たら次に3年以内に使うお金の計算です
こちらは大雑把で良いのですが3年以内にお金を使うイベントがありそうな場合
その金額を貯金しておきます
例えば
・車の買い替え
・車検
・更新料
・引っ越し
・結婚
・出産
・進学
などです
確実に必要なものから計算していくと良いです
なぜ生活防衛資金が必要なのか
なぜ生活防衛資金が必要かというと
病気やケガなどで仕事が出来ず収入が減った時に投資に回した資金に手を付けなくて済むからです
ここでは長期投資を主体としてお話するため続けて投資する必要があります
お金が無くなったから引き出してしまうと投資最大の武器である
福利効果が使用できなくなるからです
投資で資金が増える1つの要因としてこの福利効果があります
生活防衛資金が貯まるまで
生活防衛資金が貯まるまでに少し時間がかかると思うので
この間に経済と投資について勉強をしておくとよいです
経済の基礎については簡単にまとまっている動画があったので
読書から始めてみてはどうでしょう
お金の大学は大学とついていますが、高校生でもわかる内容なので読んでおいても損はありません。
生活防衛資金と基礎知識を得たらいよいよ投資開始です
ふるさと納税
生活が安定するまでは投資より先にふるさと納税から始めてみてはどうでしょうか?
ふるさと納税は1月1日~12月31日までの給与所得で納税の上限が決められています
基本給×12か月分とボーナスの合計金額を
ふるさと納税の専用のサイトで入力すると上限金額が簡単にわかります
*不明な場合は少なめに見積もっておいて12月分の給料をもらった時に追加で納税するという手もあります
ふるさと納税制度を使用すると納税額から2000円を引いた金額の返礼品が貰えるという制度で食品などが多く登録されているので食費節約にもなります。
5自治体までなら確定申告も不要になる「ワンストップ特例」を使用することが出来ます
2019年6月からは制度改定によりお得な返礼品がなくなってしまうようなので、
少額でも良いので寄付を考えてみてはどうでしょうか?
2019年6月以降は以下のように改悪されてしまいます
納付金額に対する還元率30%以下
地場産品以外の返礼品禁止
還元率が30%以上への寄付をすると「寄付金控除(ふるさと納税の控除)」が受けられない
なので5月中だとお得にふるさと納税制度が利用できます
楽天でふるさと納税をすると返礼品のほかに楽天ポイントがついて来るのでさらにお得です
さらに楽天カードや楽天スーパーセールなどを利用するともらえるポイントが増えます
●今すぐに出来るものは0と5が付く日はポイントが増えること
●楽天のアプリを使って決算するとポイントが増えます
●楽天証券を持っている場合先に500円以上の投資をしてから購入するとポイントが増えます(反映に少し時間がかかります)
ふるさと納税についてはコチラ
確定拠出年金(DC)
資産運用は確定拠出年金から始めることをお勧めします
会社によっては強制加入のところもありますが、始めた瞬間からお得になるように出来ています
お得になる理由とメリットやデメリットの解説をします
DCの最大の強みは所得税の減額と運用益の税金免除です
メリット
DCは給料が支給される前に自動引き落としがかかるため
所得税が免除され投資資金として運用されます
投資の運用で出た利益にも税金がかかりません
*株式投資などで利益を得ると約20%の税金がかかります
政府の承認を得た投資商品が並んでいるため極端に変な投資信託が無い
*信託報酬が高いなど
デメリット
一度始めると辞められません
*最低金額の1000円は毎月引き落とされます
年金の補助制度なので60歳以上にならないといくら利益が出ていても引き出すことはできません
*障害や死亡の場合は例外があります
年間の投資金額に上限があります
メリットとデメリットを記載しましたが投資を始めようと考えているならまず
確定拠出年金からが良いです
確定拠出年についてはコチラ
積立NISA
確定拠出年金だけでは物足らなくなったら次は「積立NISA」がオススメです
年額40万まで投資することが可能で利益に税金がかかりません
メリットとデメリットを簡単に説明します
メリット
運用で得た利益に税金がかからない
*通常は約20%の税金がかかる
楽天証券の場合は楽天ポイントが貯まる
*楽天ポイントもポイント投資が出来るようになった
デメリット
売却するとその分投資可能額が減る
年間40万の円うち20万円分の売却をすると残り20万円分の投資しかできなくなる
投資金額の繰り越しは出来ない
1年目に投資枠を10万円残しておいても次の年には持ち越しが出来ないので40万円のまま
非課税期間には20年の期限がある(今後伸びるかも)
デメリットが多めですが非課税は魅力的なのです
何を選ぶか悩む場合は
インデックスファンドを買った方が良いです
アクティブファンドは手数料が高くインデックスファンドにはほぼ勝てません
大体がインデックスファント>アクティブファンドの成績です
分からないので銀行や証券会社に聞くと損をするだけなので始めない方が良いです
銘柄選びについてはコチラ
ウェルスナビやTEOなどのAI投資
最後に最近話題のAIを使用した投資です
AIが投資の手助けをしてくれるので利益が出やすいというものです
ここでは実際利益が出ているウェルスナビについてお話します
投資知識が無く資金に余裕があり投資の勉強に時間を使うことが出来ない場合はこのサービスを利用する価値があります
手数料もその他のAI投資よりも割安です
メリットとデメリットを簡単に説明します
メリット
AI判断による最適な投資が可能
長期投資をするとリターンを得やすい
DeTAXを使用して手数料を軽減
デメリット
手数料が1%と高め
自分でもポートフォリオが再現可能
完全自動でないので自分の判断で資金を追加したり増やしたりできる
ここでは詳しい解説は省略しますが、資金があるけど資産運用をは何から始めたらよいかわからない人には向いていると思います
この後は投資に興味がわかなければそのまま毎月一定金額で分散投資を続けていくだけです
ウェルスナビの参考記事です
投資資金が不足している場合
新社会人で給料が低く投資する資金が足りないという人も居ると思います
まずは家賃と「ふるさと納税」で食費を減らすところから始めてみると良いです
確定拠出年金が任意で資金繰りがきつい場合は保留にしておくのも手です
強制加入の場合は最小の金額にしておくと良いです
基本的に確定拠出年金を上限まで投資出来ない場合は他の投資はしないに限ります
投資に回す前に自己投資を行い貰える手取りを増やす事が先決だと思います
新社会人の時点で投資知識が十分にある場合は株、FX、仮想通貨など
リターンが大きいものを始めたとしても無知な状態で始めると損をするだけです
損をすると投資が怖くなり余計に資産運用から足が遠のきます
まとめ
このような経験から新卒でも資産運用の勉強はするべきです
早く動けばその分リスクを分散しながら投資が可能です
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