手長えび釣りに興味があるけど、釣り方がわからない。
何を準備してどこで釣るかわからないなどの疑問を
手長えびを釣りたいけど釣り方がよくわからないという人必見です。
手長えびの基本情報
手長えびってYouTubeなどで聞いたことあるけど実際どんな子?という人も多いと思いますので、
基本情報をまとめました。
手長えびの季節
手長えびの旬は初夏です。
梅雨明け頃から釣れ出して9月頃の肌寒くなる前頃まで釣れます。
手長えびはいつ釣れる
夜行性の肉食で結構動きがあります。
基本的に砂地よりゴロタやテトラがあるところの方が釣れます。
昼間も釣れますが夜の方が行動的になります。
実際に昼間にも釣る事ができました。
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基本的な行動パターン
手長えびはエサを捕まえてから巣穴に持って帰ってゆっくりエサを食べる習性があります。
なのでエサを持って帰ってゆっくりご飯を食べるスタイルをとっています。
底で生活するのでうなぎの大好物でもあります。
うなぎの餌にする場合はハサミを取り除くか潰しておくと釣果が上がります。
手長えび釣りの仕掛け
手長えびの仕掛けは結構簡単です。が長い竿は必要ありません。
また凄いリールも要らないし、高い竿も不要です。
どちらかと言えばお子様用のファミリーフィッシング的な感じです。
でも針と糸はものすごく小さくて細いです。
![](https://irupen.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-26-23.17.41.png)
竿
竿はなんでも良いのですが、基本的に1M位の木の枝とかでも大丈夫です。
高い竿は本当に不要なので100均で売ってる枝みたいな竿で十分対応できます。
私は120cm前後の竿を使っています。
これ以外にもポケットに入るペンシルロッドも使用しています。
ただこれはネタ用のオモチャですので、本格的に釣りをする場合は上の竿を用途別に購入した方が良いです。
オモチャでも釣ることができるのが手長えびです。
大きさはiPhone8と比較してもそんなに大きくないです。
![](https://irupen.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-26-23.18.02.jpg)
ライン
ラインは太くなくても良いです。
しかし穴に入られるので根ズレに強いものを選んだ方が良いです。
私は海釣りで使っているリールからナイロン3号を拝借して流用しています。
メインラインが例え太くても針の方は細いのであるラインで平気です。
百均竿買いに行った時に隣に売っているナイロンの3号くらいの糸でも十分です。
ウキ
ウキは基本的に目印です。
玉ウキは小さいものが良いと思います。
大きすぎるとエサを掴んだ時に違和感が生じるらしく釣果が変わってしまいます。
とりあえず3号以下にしておけば間違いありません。
ウキゴム
ウキ止めゴムは浮きを止めるためのゴムですが、あると深さ調整がしやすいです。
輪ゴムなどでも代用できますが、貴重なウキを無くしてしまうかもしれないです。
オモリ
オモリは基本的にエサが浮かないようにするためのものです。
手長えびは底に居るので基本的にエサが底に付いていないと釣れません。
ガン玉1つだけで十分なのでこれも百均に合わせて売っていると思うので、
合わせて購入してしまって良いと思います。
とりあえず小さいものから始めて餌が流されてしまう時とかに重くするという感じで追加すると良いです。
針
針は見た事もない極小のものを使います。
![](https://irupen.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-26-23.19.23.png)
どれくらいの大きさなのかというと、iPhoneのタッチセンサーの上においた状態でこの大きさです。
針に結ばれている糸は鮎釣りなどに使われる髪の毛くらいの細さの0.2号位の糸が結ばれています。
![](https://irupen.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-26-23.20.09.png)
自分で結ぶにはかなりの経験と、老眼など手元が見にくい状態でない人でないと本当に結べません。
普通に釣る場合は既製品のハリスで良いと思います。
必須な持ち物
手長えび釣りは結構お手軽に行ける釣りですが、
手長えびを生きたまま持ち帰る時にはそれなりの装備が必要です。
クーラーボックス
手長えびはうなぎ同様泥吐きが必要な場合もあるので、
綺麗な水に入れておく必要があります。
クーラーボックスが高くて嫌という人は、
これまた百均の発泡スチロールの蓋ができる箱をお勧めします。
発泡スチロールの箱の場合はエアレーションの穴も開けやすいのでこっちの方がおすすめです。
エアレーション
手長えびを持ち帰るときはエアレーションは絶対必要です。
エアレーションがない状態で持ち帰ると非常に残念な惨劇を目撃することになります。
酸欠に弱い生物なのでエアレーションかO2ストーンという酸素が出る石の様なものがあるのでそれを入れておいてください。
長距離の移送がないのであれば安いもので十分対応できます。
エアレーション未対応のクーラーボックスの場合はO2ストーンもおすすめです。
O2ストーンは手長えびを釣り上げてから使用する感じです。
針外し用ピンセット
餌を基本的に飲み込んでしまうので針外しが必須になります。
しかし普通の針外しは使えないので、ピンセットで外すことになります。
そして手長エビという名の通り手が長いので長めのピンセットを使って針を外さないと挟まれます。
小さいくせに地味に痛いので針外し用のピンセットは持っていた方が良いです。
手長えびごときに指を挟まれた程度では動じない人には必要ありません。
こんな感じの長いピンセットなら糸持ったまま針を外す事が可能です。
ライト
基本夜釣りなのでライトは必要です。
テトラなどにいくので必ず持っていくようにしましょう。
前回同様全てジェントスをお勧めします。
頭から被れるタイプだと両手が開くので必須だと思います。
クリップと磁石付きなのでいろんなところににくっつけて使用できます。
テトラは危険なので基本的に1人1つは持っておいた方が良いです。
特に小さいお子さんは多めに持っておいて良いと思います。
便利な道具
手長えび釣りにあると便利だなと感じたものを色々上げておきます。
自動針結び器
極小の手長えび用の針を結ぶには手で結ぶのは滅茶苦茶高難易度です。
私はピンセットで結んでいますが、はっきり言ってもうやりたくないレベルです。
そこで針結び器があるとかなり便利です。
だけど針を落とすと大変なことになるので1本づつ結ばないと大変です。
実際に針結び器を称した時にとった写真ですが、恐ろしく小さい事がわかると思います。
![](https://irupen.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-26-23.18.54-1024x587.jpg)
セットするのもちょっと苦労があって針が外れて紛失してしまうと大変な事になるので、
十分注意してください。
糸が一番下から巻きついていくのでちょっとコツが必要になります。
虫除け
真夏の釣りなので虫除けは必須です。
いつもお世話になっている森林香が一番です。
虫エサセッター
餌はミミズや赤虫などをしようするので苦手な人は使った方が良いです。
ミミズは千切る必要があるので赤虫の方がいいかなと個人的には思っています。
ただ針が小さいのでちょっとコツが必要です。
手長えび釣りの大切なポイント
手長えびは結構待ちが必要な釣りです。
あとは針を飲んだ場合丁寧に取り除かないとすぐに弱ってしまいます。
なので焦りは禁物な釣りです。
針を取り除いてブクブクさえセットしておけば生かしておく事が可能です。
![](https://irupen.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-26-23.20.53.png)
当たりの取り方
手長えびのあたりは独特のあたりです。
ウキが少し沈んでそのまま横に移動していく感じです。
ウキが横に移動している時に引っ張ってしまうと餌を離してしまいます。
ウキが動いてから30秒位待っているとウキが止まるので、餌を寝ぐらまで運んで食べている状態です。
そこでゆっくり引っ張ってくると、ピクピクっと引きがあります。
実際釣れた仕掛け
結構仕掛けはシンプルでウキ、ガン玉、エサの感覚で平気です。
![](https://irupen.com/wp-content/uploads/2021/08/スクリーンショット-2021-08-26-23.19.48.png)
ほとんど百均で揃うので比較的門戸が低いです。
まとめ
小物釣りですが、意外と安上がりに始める事が可能です。
うなぎの特餌にもなりますし、食べる事も可能なので、
釣ってよし食べてよしの獲物です。
飲んだ針を取り除く時にちょっと苦労しますが、
苦労に見合う獲物です。
最後に一番大切なことをお教えします。
釣った獲物は泥抜きしますが、愛着は持たず確実に食してください。
間違っても餌などを与えて飼わないでください。
私はパエリアにしようとしていた手長えびを食べ損ねた経験があるのです。
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