【横須賀】初心者でも簡単に釣れる秋の風物詩シリヤケイカ釣りまとめ

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横須賀で秋の風物詩となる釣りがタチウオです。

しかし、タチウオの陰でひっそり釣れる美味しいイカをご存知ですか?

その名は「シリヤケイカ」。

初心者でも手軽に狙えてイカ釣りって、専門的で難しそう…と感じている人におすすめです。

シリヤケイカは、驚くほど簡単な釣り方で、誰でも気軽に楽しむことができるんです。

この記事ではシリヤケイカを釣るために必要な道具、簡単な釣り方のコツまで徹底的に解説します。

目次

シリヤケイカについて

「シリヤケイカ」は、コウイカによく似た、美味しいイカです。

名前の由来は、お尻から茶色い液を出して、そこが焼けたように見えることから来ています。

  コウイカとの見分け方

  釣り場でコウイカと見分けるには、以下の3点を確認しましょう。

1. 胴体の模様

シリヤケイカには、ゴマのような白い斑点が全体に散らばっています。

2. 甲羅の先

甲羅の先に、コウイカのような硬いトゲがありません。触ると丸くなっています。

3. ヒレの付け根

エンペラ(ヒレ)の付け根に、白いラインが入っています。

シリヤケイカの基本情報

釣れる時期

秋から春(初夏)まで長く狙えます。

横須賀エリアは実績の高いポイントが多く、特に観音崎周辺は有名です。

潮通しの良い堤防や海辺の公園など、様々な場所で釣果が報告されています。

いる場所

水深10m〜100mくらいの、砂や泥の海底を好みます。

食べ方

肉厚で柔らかく、お刺身はもちろん、天ぷらや煮付けにしても硬くなりにくいのが特徴です。

アオリイかやコウイカに比べると少し淡白ですが、その分どんな料理にも合います。

シリヤケイカのタックル

専門的なタックルは不要です。

シーバスロッドや少し強めのエギングロッドなど、多くの方が持っているであろうタックルで十分に楽しめます。

私はタチウオを釣る道具をそのまま流用しています。

底付近にいるので沈めやすいナス錘をつけて投げています。

根掛かりが激し居場所や、スイベル使わない人は捨て糸25センチくらいにして投げると良いです。

私が使ってるエギはこんな感じになっています。

【重要】エギは餌巻きの方が釣れる

イカを釣るための専用ルアーが「エギ(餌木)」です。

シリヤケイカには、2.5号〜3.5号のサイズが万能でおすすめ。

当然ですが餌がついていた方がイカはすぐには離しません。

色はピンクやオレンジが定番ですが、その日の当たりカラーを探すのも楽しみの一つ。

いくつか種類を用意しておきましょう。

私は餌の付け替えが簡単なスシQを愛用していますが、餌巻きテーラーでも釣れます。

エサ

餌巻きのエギやテーラーを使用する場合はエサが必要になります。

通常は鶏のささみを塩漬けにしたものなどが有名です。

しかし私は面倒くさがりなのでタチウオで使用するキビナゴをそのまま流用します。

この辺りは好き好きでよいのですが、実は業務用スーパで売っている冷凍イワシでも釣れます。

シリヤケイカの簡単な釣り方

シリヤケイカは、海底の砂地や岩場に潜んでいます。

そのため、釣り方の基本は「とにかく”底”を丁寧に探る」こと。

ステップ1:まずは”底”を取る(最重要)

エギを投げたら着底まで待ちます。

エギが着底すると、ピンと張っていた糸がフッと緩みます。

その瞬間が着底の合図です。

ステップ2:誘い方は「ズル引き&ステイ」が鉄則!

難しい竿の操作は一切不要です。

アオリイカのエギングのように竿を振ってアクションをしない方が釣れます。

シリヤケイカに効く、最も簡単で効果的な誘い方がこちら。

  1. リールを3〜4回、ゆっくりと巻く(ズル引き)
  2. 5〜10秒ほど、エギの動きを止めて待つ(ステイ)

たったこれの繰り返しです。

エギを海底でズルズルと引きずり、時々止めてあげるだけ。

これで近くにいるシリヤケイカが興味を持って抱きついてきます。

初心者の人は底を引くと障害物かイカかよくわからないと思います。

「コツッ」当たったら即合わせすると根掛かりするので、ゆっくり引き続けてください。

障害物の場合は竿全体が引っ張られますが、あたりだとラインが引っ張られます。

どうしても難しかったら防波堤の足元に落としてみてください。

足元も見逃されがちですが、良いポイントだったりします。

ステップ3:アタリは「グッ」とくる重み!

アタリは、竿先に「コンコン」と明確に出ることは稀です。

「あれ?なんだか急に重くなったな…」「根がかりかな?」と感じるような、「グッ」と重みが乗る感触がアタリです。

少しでも違和感があったら、慌てずゆっくりと大きく竿を立ててみましょう。

大きく合わせるとイカの足が千切れてしまいます。

リールは巻けるけどなんか重いという感触だったらイカの可能性があるので、糸を緩めず巻いてください。

近くまで来るとグイーン、グイーンというイカ特有の引きが楽しめます!

釣り上げる際の注意点

イカを釣り上げるにはちょっとだけ注意が必要です。

墨を吐くので洗い流せば95点はもらえます。

ランディングネットはあると良い

安全に取り込むために、柄の長い網(ランディングネット)を用意しましょう。

特に高い防波堤の場合は取り込むときに外れたり、竿が折れたりするリスクも減らせます。

そこまでどデカいのも釣れないので安心してください。

なおビギナーズラックは計算に入っていません。

墨爆弾に注意

シリヤケイカは大量の墨を吐きます。

釣り上げたら、まず海面で墨を吐かせてから陸にあげると、服や釣場が汚れるのを防げます。

ネットはあると良いですが、思いの外大きいものがかかってしまったりすると上げられないことがあります。

またネットに入れた後に墨を吐かせることも可能です。

ネットまではちょっとという人は水汲みバケツに海水を入れておき、その中に静かに入れると良いです。

防波堤にドスっと置くと墨を撒き散らすので大変な惨劇になりますので混雑時は特に注意です。

とはいえ置かなくても墨は吐くので、汚れたら海水で流しておけば良いだけです。

慎重に優しく置く

イカを釣り上げた後優しく慎重に置くことで墨を吐かせないという方法もあります。

釣れた〜地面にドスッ!墨ブッシャー‼︎‼︎そばにいる人真っ黒という事件が簡単に防げます。

試しに優しく置くとどんな感じで墨を吐きません。

あわせて読みたい記事

イカの餌でタチウオも釣れるので、余裕があれば釣ってみると良いです。

テンヤというものが必要ですが、100均に売っているもので釣れます。

タチウオに興味が湧いたらもう少し道具があると良いので、おすすめなものをまとめた記事はこちらです。

まとめ

横須賀の海で、シンプルな道具と簡単な釣り方で楽しめるシリヤケイカ釣り。

釣って楽しく、食べて美味しい秋の風物詩をぜひ体験してみてください。

この記事が、あなたの楽しい釣りの第一歩となれば幸いです。

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