【おすすめ】暴落対策にも使える米国高配当株ETF3選

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株価の下落対策はお済でしょうか。

キャッシュを増やしたり、債券や金などにスイッチしたりして株価暴落に備えるのが一般的ですね。

下落対策に米国高配当株ETFを購入して下落局面でも

分配金を貰いつつ投資を継続していこうと思い購入を開始したところです。

今回は3月9日の暴落の原因についてと米国高配当株ETFの購入をするメリット、

デメリットの紹介をします。

最後に高配当ETF投資を始めて2か月で暴落が来たのでその結果もお知らせします。

目次

20年3月9日の下落について

1991年以来に原油価格が31%下落しNY市場のサーキットブレイカーが発動するほど株価が下がりました。

OPECが原油価格の操作をしないという発表をしました。

それに対しロシアがこの声明を無視する姿勢を取りました。

サウジアラビアはこのロシアの姿勢に不信感を持ち石油産出量をこのままにすると

報復の声明を出しました。

サウジアラビア以外の国は産出コストが赤字になってしまうため混乱が始まりました。

原油価格の下落が始まりダウでは初めてのサーキットブレイカーが発動する程の

株価下落となりました。

コロナウィルスは全く関係が無い事も念頭においておかないとさらなる

下落に巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。

アメリカ市場の今後の動向

中央銀行が緊急利下げをすると長期的には株価が下がる傾向にあります。

緊急利下げは40年間で7回

利下げ後1か月は上がり安いですが、基本的に下落する傾向があります。

平均で半年後(-4%)、1年後(-9.2%)となり下落する傾向があります。

暴落から株価が右肩下がりになる傾向が強いので過信は禁物という状態です。

とはいえ底がわからない以上分散して投資していくしかありません。

ということで株価が下落してもある程度の配当が欲しい人向けな

高配当株式ETFを購入しようと考えた人は多いと思います。

購入銘柄

SPYD:SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF

VYM:バンガード米国高配当株式ETF

HDV:iシェアーズコア米国高配当ETF

この3つです。

購入銘柄について

SPYD:SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF

S&P500の高配当利回り上位80銘柄を1.25%づつ均等に投資するETF

経費0.07%

VYM:バンガード米国高配当株式ETF

S&P500の高配当利回り上位400銘柄に投資するETF

経費0.06%

HDV:iシェアーズコア米国高配当ETF

S&P500の高配当利回りで優良な80銘柄を投資するETF

経費0.08%

投資理由のメリットとデメリット

メリット

手数料がとにかく安い

配当金が受け取れる

ETFにする事で個別株を購入するより、成長市場の米国企業株に分散投資可能

銘柄選定は全てお任せなので手間が無い

手数料がとにかく安い

SPYD

 S&P500の高配当利回り上位80銘柄を1.25%づつ均等に投資するETF

経費0.07%

VYM

S&P500の高配当利回り上位400銘柄に投資するETF

経費0.06%

HDV

S&P500の高配当利回りで優良な80銘柄を投資するETF

経費0.08%

3つ購入した場合は平均で0.07%という破格の値段で運用が可能です。

配当金が受け取れる

各1口当たりの1年の配当金合計です。

SPYD:$1.746(2019年度合計)(年4回)

VYM:$2.8418(2019年度合計)(年4回)

HDV:$3.207(2019年度合計)(年4回)

合計:$7.7948

この3つの高配当ETF3口で日本円800円前後の配当金が1年間に受け取れます。

定期買い付けで3種1セット購入していくといいかなと個人的には思います。

成長市場の米国企業株に投資可能

この3つのETFだけで約560社に分散投資が可能ですが、

米国の優良企業を自分で調べるのはかなり苦労します。

この苦労を0にすることが出来るだけでなく、銘柄の入れ替えまで管理してくれています。

時間が無いけど配当が貰える優良企業に投資したい人向けではないでしょうか。

銘柄選定は全て超王手ファンドにお任せなので調べる手間が無いです。

3つの銘柄平均

3つのETFの銘柄の合わせた表です。

ヘルスケア 13.2%
金融 13.2%
資本財 11.0%
公益 10.1%
生活必需品 8.9%
通信 7.9%
エネルギー 7.7%
消費財 7.6%
素材 4.2%
テクノロジー 3.5%
一般消費財 3.3%
情報技術 3.3%
石油・ガス 2.9%
不動産 1.8%
コミュニケーション 1.2%
キャッシュ、デリバティブ等 0.1%

3つで560社の株に分散投資できて、業種別の分散も良い感じに出来ます。

デメリット

2重課税

アメリカと日本で両方税金がかかる二重課税を取られます

(20年1月から二重課税を回避することが出来る証券会社もあります。)

外国税額控除を使用すると少し戻ってきます。

しかし確定申告をしないといけないので少し手間だと感じる場合があります。

S&P500より利益率が劣る

再投資するにも2重課税後の金額を投資する必要があるので投資効率が落ちます。

投資効率が落ちる分配当金が貰えるのでどちらを取るかによります。

オススメの証券会社

投資するなら証券会社選びも大切です。

特にこだわりが無い場合オススメの2社を紹介します。

楽天証券

楽天ポイントを使って投資もできます。

SPUのポイントアップを効率化すればその分投資資金が少なく効率的に投資が可能です。

SBIネオモバイル証券

国内の個別株を1株から購入できるサービスがあります。

個別株を購入したいけど100株は高すぎると感じている場合は1株から始めてみてはいかがでしょうか。

この2社は証券会社に特にこだわりが無い場合口座を持っていても損はありません。

購入した銘柄

購入した銘柄がどれだけ下落したか見たところで一番下落していた状態をお知らせします。

下落の序盤ですでにこの状態ですが、本格的な暴落が始まるとこの含み損がさらに増えます。

この緑は含み損ですが、読みかえれば~%offで購入出来るとスーパーの値引き程度に考えておくと

心理的負荷が軽くなると思います。

あわせて読みたい記事

https://irupen.com/price-drop-risk-avoidance

まとめ

メリット

・手数料が格安で配当金が受け取れる

・ETFにする事で個別株を購入するより分散投資が可能

・銘柄選定はファンドが行うので探す手間が無い

デメリット

・アメリカと日本で両方税金がかかる二重課税を取られる

・S&P500より利益率が劣る

資産を効率的に増やすという点ではあまりオススメできませんが、

配当金が出るので不労所得の収入を得ることが出来ます。

配当金収入は欲しいけど個別株は面倒という人にはオススメの投資方法ではないかと思います。

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