ウェルスナビ の6分散のうち2つの資産である金と不動産について
必要の是非が結構問われていることがあります
割合が低いため効果が無いとか不要であるという口コミがあります
実際金と不動産はどのような値動きをするのかとウェルスナビでの役割について考えました
私は不要だと思うので浮いた資金をどこに入れるかも検討してみました
最終判断は自分となるので参考程度にしてみてください
金と不動産資産について基本的な考え方
金は株価が下がった時に安全資産として買われる傾向があります
不動産は株や国債とは違う値動きをするのでリスク分散の方法として買う方がいます
株価が暴落すれば金は暴騰するという感じで逆の値動きをします
金の値段はほとんど横ばいだけど不動産は高騰しているという感じで別の動きをします
不動産は景気によって価格が上下します
金の売買動向
金は世界中で安全資産と呼ばれています
有事の金と言う言葉を聞いたことがあると思いますが戦争や紛争などで
株価が暴落する時の資金の逃避先となっています
金融危機と呼ばれる状況になると株は暴落していくので
金などの安全資産に資金が移るので金の値上がりが期待できます
金のウェルスナビ での位置付け
ウェルスナビ の金の売買動向について調べてみました
ダウが暴落した時に何が行われるかというと金を少し売って
値段の割安になった投資信託を追加購入するという状態でした
そしてダウが順調に上昇している時にこっそり買い足すと言ったスタンスのようです
暴落率が低くなるというより割安になった商品を買うための予備資金みたいな感覚です
不動産資産
不動産といっても様々な種類があり商業用、住居用、倉庫などいろいろな建物が含まれます
不動産資産も景気に思いっきり引っ張られるので不要であるという人がいます
不動産の特長は賃料などによる家賃収入があることや物価上昇があると
不動産価格もつられて上がりやすいです
またインフレが起きても物価が下がりにくいですが
社会の景気が悪くなると価値が下がります
不動産についてはあまり詳しい知識がないので自分からは投資しようとは思わないので
正直必要性がよくわからないというのが本音です株や国債と違う値動きをするため
リスク分散の役割は果たしているとは思います
不動産のウェルスナビ での位置付け
ウェルスナビ の場合は社会景気が良く不動産が値上がりしている場合に
売りに出され、株の投資信託を購入すると行った動きがあります
株価下落時のダメージをコントロールすると言うより
株式が安くてお買い得な時に買い増しをするために持っている予備資金と言う感じです
必要かどうか
結局金と不動産は必要なのかどうなのかは好みで決めればいいと思います
日本円で全ての資産を持っている人は円の価値が下がった時に
対応できないのでドル建てにするとか株価下落時の対策として
国債を購入するという感じのリスク分散です
儲けを出すというより株式と国債の追加購入用予備資金として位置付けられます
両方不要だと考える場合
リスク4の場合は金と不動産の比率が13%くらいあります
金と不動産が両方無駄であると考える場合資金が余るので
何に投資するか悩むと思いますので考えられる投資先を検討してみました
投資案
・自己投資資金として勉強して収入を増やす
・金と不動産を除いたポートフォリオにそれぞれ分散する
・米国連続増配株を購入する
・仮想通貨などで爆上げに期待する
・暴落時用に追加投資資金としてプールしておく
・安くなった日本株を購入する
などなど様々な事に利用できます
各投資案について考察
・自己投資資金として勉強して収入を増やす
知識に自己投資していけばその分収入が増えていきます
仕事でも能力が上がれば給料が上がっていくのと同じイメージです
高い情報商材を購入するという意味合いではなく自分に有効であると思える知識に
投資をするという考えを常に持つことが大切です
得た知識はアウトプットすることも重要なので忘れないようにしてください
・金と不動産を除いたポートフォリオにそれぞれ分散する
浮いた資金を均等に分散して投資することも可能です
しかしウェルスナビのポートフォリオを少し差が開いてしまいますが
そこは気にしない方向で投資するしかありません
・米国連続増配株を購入する
連続増配株なら暴落時でも配当が増えるはずです
しかし暴落の煽りで配当がなくなるリスクがあるのでコレも微妙なところです
リーマンショックの時も長年増配していた株が
配当無しにした事があるので注意が必要です
・仮想通貨などで爆上げに期待する
ほぼ宝クジみたいなものなのでウェルスナビについて考えている人には
あまり関係ない話だと思います
値動きがかなり激しく1晩で大金持ちにも無一文にもなりえる諸刃の剣です
大体は無一文になるのでオススメはしません
・暴落時用に追加投資資金としてプールしておく
暴落時の追加資金としてプールも良いですが底値は誰にもわかりません
分散して投資していく事になるのでポートフォリオの割合に合わせる均等分配と
あまり変わらないです
うまくいけば多少は利益が上乗せになる程度です下手をすると
含み損が増える事になるので上級者向けです
・安くなった日本株を購入する
下落した優良株を購入するのは結構勇気のいる行動なので本気で買う気なら
今から企業分析をしておくと良いです
株主優待が付いている会社も暴落時には優待がなくなる事があるので
優待目的で購入する人は注意が必要です
まとめ
金と不動産は値動きが違うため予備資金としての役割を持ち
株式の投資信託が下落した時に安く購入する役割となっています
ポートフォリオの割合が2割前後なので暴落を食い止める効果は少ないです
不要な場合は自己投資資金として収入を増やすと投資資金も増えるため
結果として資産が増えます
金と不動産の利益が微々たるものとして切るか必要であると考えるかは
自分の投資スタイルによって変わってきますので見極められる能力を付けることが重要です
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